【トレード振り返り】10/17~10/21【金曜日って荒れるねぇ】

今週のチャート

 

「金曜日って荒れるよねぇ」とタイトルを付けたが、金曜日はむしろ勝った。

ドル円は為替介入の影響でかなりグラフが読みづらいのでアレとして、ユロ円は緩やかに上昇していたものの介入の影響で急落、ユロドルは17日夜の経済指標の結果が悪かったことと、ポンド買われの影響を受けて1日程度は上昇していたものの、その後戻した。が、ドル売りの影響を受けてまたも上昇。先週も急上昇からの急降下で元の価格帯に戻ることがあり、トレンドの転換点である可能性が...。

10/17

損益額:マイナス926円

朝、148.5〜7円台米ドル円を0.3lot購入し、(アルバイト中にチャートを見るのもあれだと思って)148.6〜148.8で売却したが、これに関しては連日価格上昇志向の強い夜まで持ち越すか、0.2lotほど売却して残り0.1lotは残しても良かったのではと思う。比較的広い利幅で利確できたのは良かったが。

この日はニューヨーク連銀製造業景気指数の発表があり、その結果が悪かったこととイギリスの減税政策撤回によってポンド買いが発生し、ユロドル相場は上昇。それを読みきれなかったため、

丸をつけたゾーンで売り注文をしてしまい、約1,000円ほど損失を出してしまった。その後大人しくロングを入れてほんの少し取り返したものの、結局はマイナスで終了。

良かった点

  • 指値注文の活用ができた点

反省点

  • 経済指標発表後の相場において、つい逆方向の注文を入れてしまった点。これに関しては猛省するしかない。
  • 酔った勢いで半分テキトーにトレードをしてしまった

10/18

損益額:プラス89円

この日はそもそも5トレードしかしなかったのと、この日から米ドル円でのトレードを一時休止したため、利益もその分少なめ。損失を全く出さなかった一日だったので、この点に関してはかなり良かったのではと思う。

良かった点

  • 大きめの額での利確に慣れてきた
  • 損失がほとんどない

反省点

特になし

10/19

損益額:プラス59円

この日も朝と夜にほんの少しトレードをしたのみなので、かなり利益が少ない。ただ、疲労感で間違った判断をするよりかは疲労感を癒やして正常な判断能力を持った状態でトレードをした方がパフォーマンスが良いと思われるので、ある程度は正解だったと思う。

10/20

損益額:プラス322円

この日は新しく始めたバイトのシフトがなかったのと、木曜日でトレードしやすい環境だったため、取引回数多め。

ユロ円中心でトレードをしたが、昼間特有のレンジ相場においては、両建て戦略が上手くハマってそれなりの額になった。夜の時間帯は下落傾向にあったが、上手く乗ってショートはもちろん、ロングでも利確できており、ある程度「どこまでチャートが上げ下げするか」を見極める能力が身についてきたのではと思う。

惜しむらくは夕方頃に操作ミスで損失を出したことである。

良かった点

  • 昼間のレンジ相場において、両建て戦略がハマった。これに関しては今後も活用していきたいところ。
  • "トレンド相場において、値動きが落ち着くところ"が読めるようになった

悪かった点

  • 操作ミスで負けトレードが発生してしまった。約定時の幅をもう少し狭くしても良いのではと思うが、それでは約定しないリスクもある。利確の際はある程度利益が狭まっても良いが、損切りの際は損失が広まるとダメなので、「これは損切りトレードだな」と思ったら指値を入れて確実に損切りすることが大切なのでは。

10/21

ドル円は151円を意図も容易く突破すると、152円の壁もぶち破る勢いで上昇するものの、152円目前で為替介入らしきものが入り、146円台までダウン。

その後は148円にまで付けるものの、また146円台にダウンし、147.6円でクローズ。

コメント

金曜日なので、あんまトレードしないように心がけてはいたものの、確信が持てたものだけはエントリーしていました。ただ、金曜日という曜日に恐怖心を抱いているせいか、2桁利益は出せず。

…というところに為替介入が来たものの、米ドル円はいつ下がり止まりするかがわからず、恐怖心でまずはユロドルで2桁利益。そしてひよってひよってひよりまくった結果、米ドル円146.8円台でショートからの利確。ここから上がるかなと思い147.3でロングを入れるものの、売り注文に踏み倒されそうだったのでプラマイゼロにして終わり。ユロ円は比較的安全に利益を稼げそうだったので、145.7円台でロングからの145.8円台で利確。

良かった点
  • ドル円にあまり手を出さず、比較的平和なユロ円とユロドルで儲けを出せた
  • ドル円下落トレンドにおいて、「これは下落が止まりそうだな」と一分足のローソク足数本で見極められるようになった点。介入だけではなく、あらゆる相場において使えそうなので、ぜひとも今後とも使いたい。
悪かった点
  • 数円単位の下落という大チャンスだったものの、恐怖心からあまり乗り切れなかった。スキャ勢からすればスプレッドが広いのもあったとはいえ…
  • 為替介入というイレギュラーではあったものの、金曜日にトレードしてしまった

総括

週間収支:マイナス226
勝率:85.1%
リスクリワード:0.1

収支はマイナスであるものの、前週よりも改善された。勝率や日ごとのトレード勝率(前週は負けた日の方が多かったが、今週は1日しか負け越さず)は改善された。リスクリワードも、プラス平均が10円台から20円台に上昇した結果、前週は大損失を除いても0.2であったが、今週は0.6とかなり良くなった。

前週、損切りを意識すぎて負けトレードがかなり増えてしまったのと、バイトを再開したので頻繁にチャートを見れなくなったこともあり、回復の見込みがある場合はある程度放置するようにしたが、それが功を奏した。

また、恐怖心を感じる→平常時のトレードができない と考え、損失が生まれる恐怖心から逃れるために両建てを取り入れたり、「ロスカットが怖い」→証拠金を追加したり、経済指標発表後のトレードを減らして利益の確実性を高められるようにしたのは良かったのではと思う。

トレード回数が減ったので利益が減るかと思いきや、実際には損失が減って一回一回でしっかり利益を出せるようになったのは良い変化だと思われる。

来週の相場

ドル円:再々介入は来るのか...?

そもそもだが、今回の介入は一発で5円程度下げるものではなく、断続的に円買いを行うものであり、介入押し目買いのトレーダーが焼き尽くされる様相となった。トレーダー界隈では「介入後のロングは狙い目」と言われていたものの、それが通用しない相場である。チャートを見るに、148円のラインを守りたいと思われるのと、最後の数分間で30銭程度落としたことを鑑みると、再々介入もあり得る相場だと思ってしまう。意地悪なやり方をしてきているので、初心者ごときが日銀の判断を読むものでもないよなとも、思う。

円安傾向は継続しているが、アメリカ経済もこれまでとは違い上昇一辺倒ではない。24日週は大企業の決算発表や経済指標発表などがあるものの、この結果を本当の意味で注視したいところだ。

月曜相場開始時にどちらに窓が開くのか、月曜相場で再び介入があるかも気になるところ。

トレード方針:146円台以下でロングを入れて147円台までで売却を狙い、148円台では手出しをしない。また、経済指標発表や大企業の決算発表で下落トレンドとなった場合、それに乗っかる。正直、10/17週と同様であまり手を出さない方が良いかもしれない。

ユーロ円:いかに安く買えるか

ポンドが買われているため、その分売りが入りやすく、ユーロ自体は以前より弱くなった印象。とはいえこちらの通貨では円買いによる影響のみなので、為替介入の影響は薄い。長期的には上昇志向であるものの、ユーロ圏の経済指標次第ではレンジ相場に移行しそうだなと思うので、経済指標発表には気をつけたいところ。

トレード方針:基本的にはロング、レンジ相場では両建て。経済指標発表後はトレンドに乗っかる。ちょうど良くボラリティが広がっている印象があるので、やりやすそう。24日週もお世話になると思う。

ユロドル:下落傾向継続?

長期的には下落傾向であるものの、為替介入でドル売りが行われたため、その影響を受けて急上昇。来週は上昇分がある程度は戻りそうだとは思うが、微妙にユーロとドルのパワーバランスが変化しているため、そのスピードも遅そうだなとは思う。こちらも経済指標の発表と、ポンドの変化には注意。

トレード方針:上昇/下降/レンジ相場...。トレンドに合わせて柔軟にしていきたい。ユロ円よりは優先順位低めだが、再々介入があった際には積極的に活用したいところ。

来週の課題

  • 損切りにおいて、無駄に損失を出さないようにするために、「ダメだな」と思ったらおとなしく指値注文を入れる
  • できれば10pips程度を目安に利確できるようにする
  • 経済指標発表後、30分程度は手を出さない
  • 金曜日はトレードをしない
  • 通貨強弱チャートを見ながらトレードしたい
  • ある程度価格のビジョンが見える場合、IFD機能を活用したいところ
  • 両建てはレンジ相場でのみ行うこと。トレンド相場ではやらないように心がける
  • 0.2lot以上購入した場合、全てを同じタイミングで決済するのではなく残すもの/決済するものを選別するトレードに挑戦する

その他

金曜日にトレードをしない場合、金曜日にバイトのシフトを入れて月〜木に集中してトレードを行うべきなのではと思った。